当院の予防歯科診療の流れ Prevention

予防歯科

「治療型」から「予防型」へ 定期検診に行っても、ざっと虫歯をチェックしたら、サッとクリーニングして終わり。そんな歯科医院に通っていませんか?

ゆき歯科医院では、単なる「検診」ではなく定期的な「メインテナンス」を行います。
20におよぶ診療項目の中から、患者さんお一人お一人に適した項目を選択し、たっぷり1時間かけてしっかりとメインテナンスを行います。

もちろんメインテナンスに入る前には、精密な検査を行い必要な治療を丁寧に妥協なく行うことで、確かな健康の実現を目指します。
あわせて、虫歯や歯周病の原因についてお話しながらリスク診断も行っていきます。
ご本人と医院の両方がきちんとリスクを把握し改善しコントロールすることで、健康なお口を維持していきましょう。

予防歯科の写真

治すだけの「治療型」の歯科医院は何が問題?

従来の「治療型」歯科医療だと、一度削った歯は二度と戻すことができません。
「削ってつめる」治療を繰り返していると、いつか必ずあなたの歯は失われてしまいます。

治療型のイラスト

虫歯と同じくらい歯周病の予防が大切なのはご存知ですか?

実は歯を失う原因の一位は歯周病です。歯周病のリスクは30歳をさかいに急激に上昇し、40代以降では虫歯の1.6倍以上の割合で歯周病が歯を失う原因になっています。
歯周病の多くは痛みなどの症状がでないため、気づいたときには手遅れとなっていることが少なくありません。
歯周病で歯を失うことを防ぐため、歯周病が発症しない若いうちから「予防型」医療で歯を守ることが大切です。

歯を失う理由の説明イラスト

年齢別に見た抜歯の主原因の説明イラスト

治療型と予防型の比較

当院では現状を把握するとともに虫歯や歯周病のリスク診断も行います。質の高い治療を心がけるだけでなく、同時にリスクを改善し、メインテナンスを通じてリスクをコントロールしていくことで健康を維持していきます。

従来の『治療型』歯科治療

従来の『治療型』歯科治療のイラスト

当院の『予防型』歯科治療

当院の『予防型』歯科治療 MTM:メディカルトリートメントモデルのイラスト

歯を削るためだけに歯科医院を利用するのではなく、歯を守るために利用し、私達と共に健康なお口を維持していきましょう。

大人の予防歯科

大人の診療の流れ

初診時は患者さんのお口の状態により順番が前後する場合があります。
また、応急処置が必要な方は、問診の後に応急処置を行います。

問診の写真

①問診 まずは、現在のお口の状態やお悩みをお伺いさせていただきます。
些細なこともお気軽にお話ください。

口腔内写真撮影 1の写真 口腔内写真撮影 2の写真

②口腔内写真撮影 お口の中はご自身では見えにくい場所が多いため、お写真をお撮りしお見せしながら、現在のお口の状態をご説明します。
治療前、治療後の比較も可能です。

レントゲン撮影の写真

③レントゲン撮影 お口全体を映すことができる横長のパノラマレントゲン撮影、または1本1本の歯の状態を鮮明に把握するデンタルレントゲン(12枚)撮影を行います。

レントゲンでは、見た目では分からない虫歯・歯周病・その他の問題が確認できます。また、この後の④歯ぐきの検査を精密に行う他、⑧歯周病の治療で歯と歯ぐきの隙間の深い場所にある歯石を除去するにあたり、歯根の形を正確に把握しなければならないので、そのためにも必要となります。
口腔内写真同様、結果をお見せし、現在の状態をご説明します。

歯ぐきの検査の説明イラスト

④歯ぐきの検査 歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)の深さ、出血の有無、歯の揺れの程度を検査し、歯周病の有無、進行度、今後のリスクを把握します。
正確な診断のため、当院では6点法と呼ばれる最も精密な方法での歯周組織検査を行います。

歯周病に関する説明の写真

⑤歯周病に関する説明 ④歯ぐきの検査の前後で、歯周病とは何なのか、何が起こるのか、どうすれば治療でき、予防できるのか、スライドを用いてお話します。

歯みがき指導の写真

⑥歯みがき指導 正しい歯みがきの方法を指導します。
歯みがきが正しくできていないと虫歯や歯周病の原因となるだけでなく、⑧歯周病の治療でせっかく治った歯周病も4~8週間程度でまた元の状態まで悪化してしまう*1ため、お口の健康を維持するには正しい歯みがき方法の習得が必要になってきます。
当院では必要に応じ磨き残しの染め出しを行うことで効果的な指導を心がけ、 PCR(Plaque Control Record)と呼ばれる指数を参考にすることで十分に正しい歯みがきが行われているかきちんと把握しながら、指導をしています。

PCRの結果のイラスト

PCRの結果:20%以下が「十分な歯みがきを行えている」目安とされています。*2

染め出しの写真

染め出し:磨き残しが「今日だけ」か「いつも」なのか色で見分けられます。

虫歯リスクの診断のスライド 1の写真 虫歯リスクの診断のスライド 2の写真

⑦虫歯リスクの診断 スライドを用いて虫歯に関するお話をしながら問診し、虫歯リスクの診断を行います。
これまでの検査結果と、この問診で分かる食生活や生活習慣に関する情報を合わせることで、今の時点でどれだけ虫歯のリスクを抱えているかが分かります。

当院では日本ヘルスケア歯科学会によって作成されたCRASP(Caries Risk Assessment Share with Patients)を用いることで、ただ現在のリスクが高いか低いか分かるだけでなく、ご本人が今後どのように取り組めば虫歯のリスクを改善できるか分かるよう、ご説明していきます。

歯周病の治療の写真

⑧歯周病の治療 検査結果をもとに、必要に応じて歯周病の治療を行います。
歯周病が十分に治癒していない状態で虫歯治療を行うと、歯ぐきからの出血により詰め物の精度が落ちてしまうので、基本的に虫歯治療よりも優先して行います。

歯周病の治療は患者さんと歯科医院の二人三脚。下記の方法で治療していきます。

患者さん
歯みがきの改善によるプラークの付着、バイオフィルムや歯石の形成の防止
歯科医院
スケーリング:目に見える歯石の除去
SRP(Scaling and Root Planing):歯と歯ぐきの隙間の深いところにある目に見えない歯石を除去するとともに歯をツルツルにしプラークの再付着を防止

歯周病の治療後、再度歯ぐきの検査を行い、十分に治癒していれば次に進みます。

虫歯の治療の写真

⑨虫歯の治療 検査結果をもとに、必要に応じて虫歯の治療を行います。
治療前に治療計画についてしっかりとご相談するのはもちろんですが、口腔内カメラで随時撮影したお写真を使い、治療前・治療中・治療後の状態をご覧頂きながら、治療の進捗状態を都度ご説明し、治療を進めていきます。
(手鏡を使ってご自身で十分見える部位については口腔内カメラを使わずにご説明することもあります)

*3

虫歯の治療 1の写真 虫歯の治療 2の写真 虫歯の治療 3の写真 虫歯の治療 4の写真

メインテナンス提案書の写真

⑩メインテナンス 治療完了後は1~6ヶ月ごとを目安に定期的なメインテナンスでのご来院をオススメしています。
メインテナンスは患者さんお一人お一人のお口の状態やリスクにより内容が変わりますが、おおよそ以下の内容となります。

検診による現状の把握

  • 視診:虫歯の有無の確認、詰め物・被せ物の状態確認、経過観察中の初期虫歯の状態確認
  • レントゲン:虫歯の有無の確認、歯周病の状態確認、その他異常の有無の確認(2年に1回程度)
  • 歯周病の検査:歯周ポケットの深さ、歯の揺れ具合など
  • 入れ歯の状態確認

リスク診断による未来の把握

  • CRASPによる虫歯リスクの確認(1~2年に1回)
  • 歯周病の検査:出血
  • PCRに基づいた磨き残しの状況確認
  • 染め出しを用いた磨き残しの状況確認
  • 歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどの清掃用具を正しく使えているか使い方の確認
  • 歯ぎしりや噛みしめグセのチェック

お口の状態とリスク改善

  • PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning 専門的機械的歯面清掃)による、ホームケアでは取りきれないバイオフィルム・歯石の除去
  • PCRや染め出しの結果に基づいた歯みがきの改善、清掃用具の使い方の改善
  • 歯ぎしりや噛みしめグセの改善
  • 入れ歯の調整

メインテナンスに入る患者さんには、次回以降のメインテナンスの時期と内容を説明したメンテナンス提案書をお渡ししております。
(ただし時期・内容とも患者さんの状態の変化に伴い変わっていくことがあります)

*1:Magnusson I, et al.: Journal of Clinical Periodontology, John Wiley & Sons A/S. Published by John Wiley & Sons Ltd, 11: 193-207, 1984.
*2:O'Leary JT, et al.: Journal of Periodontology, Johon Wiley & Sons A/S. Published by John Wiley & Sons Ltd, 43: 38, 1972.
*3:写真は撮影例であり治療効果を示すものではありません(医療広告ガイドラインに準拠した写真です)

子供の予防歯科

まずは慣れてもらう 知らない場所で何をされるかわからないのは、お子さんにとってすごく不安なことですよね。
緊急を要する場合を除いて、お子さんには歯医者さんの雰囲気に慣れてもらうことから始めています。

子供の予防歯科の写真

子供の診療の流れ

問診の写真

①問診 まずは、お子さんのお口の状態やお悩みをお伺いさせていただきます。
どんな些細なこともお気軽にお話しください。

口腔内撮影の写真

②口腔内撮影 お口の中はご自身では見えにくい場所が多いため、お写真をお撮りしお見せしながら、現在のお口の状態をご説明します。
治療前、治療後の比較も可能です。

歯みがき指導の写真

③歯みがき指導 正しい歯みがきの方法を指導します。お子さんご本人だけでなくご家族の仕上げ磨きも一緒にご指導します。
歯みがきが正しくできていないと虫歯の原因となるのはもちろんですが、大人になる前に正しい歯みがきを身につけることで将来的な歯周病(20代でも71%が歯周病!*4)の予防にもつながるため、生涯にわたった健康の維持には必要不可欠です。
当院では必要に応じ磨き残しの染め出しを行うことで効果的な指導を心がけ、十分に正しい歯みがきが行われているかきちんと把握しながら、指導をしています。

染め出しの写真

染め出し:磨き残しが「今日だけ」か「いつも」なのか色で見分けられます。

染め出し 1の写真 染め出し 2の写真

④虫歯リスクの診断 スライドを用いて虫歯に関するお話をしながら問診し、虫歯リスクの診断を行います。
これまでの検査結果と、この問診で分かる食生活や生活習慣に関する情報を合わせることで、今の時点でどれだけ虫歯のリスクを抱えているかが分かります。
当院では日本ヘルスケア歯科学会によって作成されたCRASP(Caries Risk Assessment Share with Patients)を用いることで、ただ現在のリスクが高いか低いか分かるだけでなく、お子さんご本人・ご家族が今後どのように取り組めば虫歯のリスクを改善できるか分かるよう、ご説明していきます。

虫歯の治療の写真

⑤虫歯の治療 検査結果をもとに、必要に応じて虫歯の治療を行います。
治療前に治療計画についてしっかりとご相談するのはもちろんですが、口腔内カメラで随時撮影したお写真を使い、治療前・治療中・治療後の状態をご覧頂きながら、治療の進捗状態を都度ご説明し、治療を進めていきます。
(前歯などご家族がご自身の目で十分見える部位については口腔内カメラを使わずにご説明することもあります)

※応急処置が必要な場合はすぐに治療を開始いたしますが、まずはお子さんに慣れてもらうことから始めますのでご安心ください。

*3

虫歯の治療 1の写真 虫歯の治療 2の写真 虫歯の治療 3の写真 虫歯の治療 4の写真

メインテナンス提案書の写真

⑥メインテナンス 治療完了後は1~4ヶ月ごとを目安に定期的なメインテナンスでのご来院をオススメしています。
メインテナンスはお子さんお一人お一人のお口の状態やリスクにより内容が変わりますが、おおよそ以下の内容となります。

検診による現状の把握

  • 視診:虫歯の有無の確認、詰め物・被せ物の状態確認、経過観察中の初期虫歯の状態確認
  • レントゲン:虫歯の有無の確認、歯周病の状態確認、その他異常の有無の確認(2年に1回程度)

リスク診断による未来の把握

  • リスク診断による「未来」の把握
  • CRASPによる虫歯リスクの確認(1年に1回程度)
  • 染め出しを用いた磨き残しの状況確認
  • 歯ブラシ、フロスなどの清掃用具を正しく使えているか使い方の確認

お口の状態とリスク改善

  • PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning 専門的機械的歯面清掃)による、ホームケアでは取りきれないバイオフィルム・歯石の除去
  • フッ素塗布
  • 染め出し等を用いた歯みがきの改善、清掃用具の使い方の改善

メインテナンスに入るお子さんには、次回以降のメインテナンスの時期と内容を説明したメンテナンス提案書をお渡ししております。
(ただし時期・内容ともお子さんの状態の変化に伴い変わっていくことがあります)

*3:写真は撮影例であり治療効果を示すものではありません(医療広告ガイドラインに準拠した写真です)
*4:厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査